環境活動・ISO14001

つばさ総合高校は2004年3月に都立高校で初めてISO14001の認証を取得しました。
環境教育、省エネルギー、ゴミの削減などに生徒・教職員が全員で取り組んでいます。

ISO14001認証の「サーベイランス」無事終了

 2月28日、ISO14001認証に関して「サーベイランス」がありました。
 審査機関の方が校内の一室に陣取り、計画や活動に関する書類をチェックしたり、各担当者から聞き取りをしたり、あるいは校内の関係施設を見に行ったり…と、丸一日かけて、1年間の活動を監査します。

 特に聞き取りは、それぞれの環境目標を担当する教職員はもちろん、本校では生徒や保護者も「対等な活動の主体」ですから、対象になります。
09bunbetsu 今年は保護者には声がかかりませんでしたが、放課後を待って、生徒が呼ばれました。
 委員長・会長まかせにせず、手分けして受け答えを準備してきたISO委員会役員・生徒会執行部がほぼ全員登場し、審査機関の方と対面。結果的に答えの大半はISO委員会の三役がしましたが、居合わせた全員で活動を分かち合っていることは、先方にも届いたと思います。

 予定をオーバーし、外が真っ暗になってから迎えた一日の終わり。
「つばさの組織的な活動が適切に行われていると認め、認証の維持を推薦する」
 という報告書を審査機関の方から無事いただき、理由について丁寧な説明を受けました。
 書式や計画の策定について一部改善を勧められたものの、環境教育について立てている「全教職員が年に1授業」の目標、そして、生徒の活動が継続されていることについて、保護者のそれとともに高い評価をいただきました。

 定めた「環境目的」に目標値を与え、その達成を目指すことで成果の伴う環境負荷低減を…というのが、ISO14001というシステムの眼目です。
09kankyonohi が、サーベイランスの中心になるのは、単純に目標値を達成したかどうかではなく、簡単に書くと「計画や活動状況から、その組織に達成しようとする気が見えるかどうか」の監査です。
 たとえば今年度は紙の使用量が目標値をオーバーしましたが、それが即ダメということではなく、オーバーしつつあることにきちんと対応したかが大事になります。あとは、来年度に努力をするか、または目標が実情に合っているかどうかを見直すかが求められます。

 …来年度も、ただ目標をこなすのではなく、学校に関わるできるだけ多くの人と一緒に、環境負荷低減を少しずつ目指していきたいです。
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高校生環境サミット公式(?)報告・番外編

文部科学省へ「宣言文」をお届け

10sengen_t 宣言文(クリックで拡大します)

 当日の報告が終わらないうちに、話が前後するのですが…。
 今回のサミットで採択した「宣言文」を、文部科学省の担当部局が受け取って下さる…というお話を受けて、去る2月22日午後、各校の代表生徒10名で同省の初等中等教育局を訪れました。
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 お招きを受けた初等中等教育局は、学習指導要領など、学校の教育活動の指針づくりを担当する部署で、もちろん環境教育についても担当しています。
「すべての高校生が環境問題を学んで活動に取り組める学校、そして環境に優しい行動を選べる社会のために、大人の皆さんも協力してほしい」
 宣言文にこめたその思いをお伝えする先として、とてもふさわしい「大人」の方々です。

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 会見して下さったのは、同局の教科調査官・田代直幸、同じく学校教育官の山田素子の両氏。
 自己紹介の後、生徒たちの代表が宣言文をお渡しし、各校での取り組みと課題をまじえながら、宣言文の趣旨を説明しました。

 それを受けて、まず山田学校教育官から宣言文の講評をいただき、最新の法律や指導要領では「環境教育」が前よりも強く盛り込まれていること…つまり国も環境教育を強く意識するようになったことを説明して下さいました。
 続いて田代教科調査官からは、まず各校の活動に対して気さくで丁寧なアドバイス。そして、取り組みへの表彰事業などで学校を応援していることの紹介とともに、「今日のように『自分たちで大人に働きかける』ことは非常に大事だ」というお話をいただきました。
 引率の大人も初めて聞く話もあり、生徒たちにはメモを取る姿も。
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 最後の質疑応答では、生徒からの活発な質問に対して丁寧に答えや提案をいただき、懇談のような雰囲気のうちに予定時間を少しオーバー。

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 先方のお話の中には厳しい指摘もありましたが、環境サミットという活動を伝え、自分たちの思いを同省の方に受け止めてもらえたこと、そして教わった内容も多かったことは非常に有意義だと思います。
 代表生徒たちは興奮の面持ちのまま、そして新たな気持ちで、明日からの活動のために家路に就きました。
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