環境活動・ISO14001

つばさ総合高校は2004年3月に都立高校で初めてISO14001の認証を取得しました。
環境教育、省エネルギー、ゴミの削減などに生徒・教職員が全員で取り組んでいます。

「第8回高校生環境サミット」報告・最終回&次回予告

(報告3より続く)

 さて、期間だけが長きにわたった(笑)当報告も最終回。
 会場を「つばさホール」に戻しての「高校生の実践発表」、そして全体のまとめと反省を簡単に。

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★鳥取県立米子南高等学校
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 トップバッターは鳥取県の西端、中海と日本海に面したのびやかな町からの報告です。
 家庭クラブを中心にして、割り箸回収(紙に再生)や廃油回収(石鹸などに再生)、名勝・弓ヶ浜を舞台にした地域清掃などを、全校へ呼びかけて取り組んでいます。
 また、「生活文化コース」の授業や課外活動として、調理で出る生ゴミの減量・堆肥化を研究するほか、米子駅前や皆生温泉でのイベントに合わせ、ペットボトルを利用したオブジェで街を飾る取り組みなど、地域振興にも貢献。
 ゴミの再資源化と減量が大きなウェイトを占めるのは本校と共通ですが、再資源化する企業などが身近にあり、工程や結果などをつぶさに見学・報告できること、そして地域連携の見事さには目を見張らされました。
 何よりも、守り甲斐のある自然環境や、盛り上げ甲斐のある観光資源に囲まれていることが、とてもうらやましかったです。

★東京都立つばさ総合高等学校 ISO委員会
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 ・・・要するに本校です(笑)
 つばさの取り組みは、このサイトでもご報告してるので控えめにしますが、この日は学校全体の取り組みから離れ、生徒(ISO委員会)の活動を報告しました。
 まず、省エネルギーや省資源について「今月の目標」を決め、環境の日の朝宣伝と広報紙『USO800』で呼びかける活動の報告。
 衣服や空調、そして「食べ残さない」など、家庭でも実行できることを選んで取り上げるようにしています。
 他にもいくつかの活動がありますが、あえてゴミ分別による排出量削減をクローズアップ。
 ただし現在の様子や成果だけではなく、
「リサイクルからリユース・リデュース中心の省資源へ変えてく必要を感じていて、少しずつ呼びかけを始めている」
 そんな報告もなされました。

★慶応義塾湘南藤沢高等部 環境プロジェクト
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 校内の有志団体、ということですが、「教育デザイン班」「企業班」「新企画班」に分かれて環境活動を進めています。
 「教育デザイン班」は小学校などで環境教育に取り組むグループ。「企業班」は、再生機器のメーカーを訪ねて自分たちのリサイクル活動の方法を再検討するなど、企業と連携して新活動の模索や施設見学を行います。また「新企画班」は校内での活動の企画・情宣を行う班で、校内で始めたペットボトル分別回収などが紹介されました。
 特徴的なのは、各班は好みに応じてバラバラに活動しているのではなく、班同士が共通の目的に向けて連携したり、成果を互いに利用したりと、企業内の分業を思わせるような組織であることです。
 有志なのにすごい・・・と思わされましたが、有志だからこそ出せる力かもしれませんね。

★早稲田大学高等学院 環境プロジェクト
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 こちらも校内の有志団体ですが、研究活動や学習活動が特に充実しているようです。
 今年度は震災による原発事故を受けて、放射線量の定点観測や原子力発電についての意識調査を校内で実施。また、震災前から原発など関連施設の見学を行い、独自に勉強も進めてきたとのこと。
 そして、これらの成果を文化祭などで発表し、多くの人の関心を集めたそうです。
 早稲田といえば、午前のパネルディスカッションで代表の方が盛んに意見表明や問題提起をしていましたが、こうした活動に裏打ちされていたんですね。
 もちろん実践活動の発表もありました。地域清掃、そして文化祭の飲食店すべてに非木材紙(埋めると土に還る紙)の容器を使用してもらい、プロジェクトで埋める作業を実施。
 知的な研究と体を動かす活動とをバランスよく取り組んでいる・・・そんな印象が強く残りました。

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 以上のどの発表に対しても、会場からは旺盛に発言が出されました。
 昨年に続き、司会から「では、この方で最後とさせていただきます」という台詞が4回。
 大学生からも質問やアドバイスをいただき、発表者にとってもよい勉強になる約1時間になりました。


 実践発表が終わると、もう外は夕暮れ。いよいよ閉会です。
 つばさのISO委員長が登壇し、講演・パネルディスカッションの論点を中心に、テーマから見た「本日の総括」を発表。
 それを拍手で確認したあと閉会宣言があり、散会となりましたが、その後も玄関やピロティなどで、違う学校の生徒同士で感想や連絡先を交換し合う姿がいつまでも見られました。

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 さて。
 各回ごとにも書いてきましたが、反省点や課題から次回に向けたお話を少し。

★「閉会式で『宣言文の採択』がないのはやっぱり寂しい」
 宣言文の作成・採択をパネルディスカッションに代えた理由は第2回に書いたとおりですが、たしかに閉会式については寂しいところです。
 宣言文がなくなったことで、後日に関係機関に宣言文を伝えにいくこともできなくなりましたしね。
 今年の形でいくか元に戻すか大変悩ましいのですが、第三のアイデアがあれば一番いいです。あまり時間はありませんが、参加各校にも一緒に考えていただけると幸いです。

★「参加校・団体が固定しがちで、しかも全体の参加者数が減り気味では・・・」
 そのとおりですハイ(汗。
 そして反省会の結果、「企画や広報が遅すぎるのが原因」という結論に達しました。
 というわけで、1学期のうちからアナウンスや声かけ、それに企画を始め、7月中には参加校や展示団体を募集し始めようと考えてます。

 その第一弾として早速、次回の日程をすでに決定しました!
 次回「第9回高校生環境サミット」は

 2012年11月23日(土・祝)

 です。
 今後、このブログで必要なことを順次お知らせしていきますので、よろしくお願いいたします。
 参加・来場はもちろんですが、よりよいサミットになるよう、企画にご協力いただければなお幸いです。

 では、ひとまずこれにて。ありがとうございました。

(完) 
高校生環境サミット | - | -

「USO800」52号発行

 今月も発行し、全校に配布しました。
 途中2回ほど間が空いたものの、ほぼ「月刊」を今年度も達成。

 1面は、委員会の活動内容のおさらいが中心。
 まとめと来年度に向けての布石とをかねて。
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 2面は思い切って、ビジュアルどころか全部漫画で渾身の呼びかけ。
 当ブログにも時々登場する「つばさちゃん」の二次創作・・・らしい。
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広報紙「USO800」 | - | -

4月のエコキャップ回収&「出荷」のご報告

 4月の正門前ペットボトルキャップ回収は、19(木)です。
 時間はいつもどおり8:30~16:00になります。

 来年度は、第二または第三の木曜で統一できる予定です。
 よろしくお願いいたします。

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 さてキャップといえば、2月初頭に今年度3回目の「出荷」を行いました。
 エコキャップ推進協議会さんから結果が届きましたので、皆さんにもご報告です。
 (↓クリックで拡大表示します)
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 今回56,000個、昨年度途中の開始からの累計は694,280個。
 累計での「焼却処分と比較したCO2削減量」は、5,467kgになりました。
 なお、数えたわけではなく実感なのですが、今回初めて、羽田特別出張所さん経由の量が減少したように思います。
 もちろん困っているわけではく、もしそれが「マイボトル」やボトルのリユースの結果なら、むしろ言うことはありません。
 どんなに効率のよいリサイクルより、使わないのが一番地球に優しいのですから。
ペットボトルキャップ回収 | - | -
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