環境活動・ISO14001

つばさ総合高校は2004年3月に都立高校で初めてISO14001の認証を取得しました。
環境教育、省エネルギー、ゴミの削減などに生徒・教職員が全員で取り組んでいます。

今回は「地元の意外な話題」~環境ボランティア講演会

年末の12月24日午後、恒例の「環境ボランティア講演会」がありました。
今年は、地元の森ヶ崎水再生センターの屋上を「コアジサシ」の営巣地として保全している、「リトルターンプロジェクト」の方からお話を伺いました。

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コアジサシは成鳥で全長24cm程度、ツグミやヒヨドリと同じくらいの大きさの渡り鳥です。
海岸や河川、湖沼などの水辺に生息し、水中にダイビングして小型の魚を獲って暮らしています。
東南アジアやオーストラリアで越冬し、4月から9月にかけて日本の本州以南で繁殖しますが、生息数が減少し、「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されています。
砂浜や中洲などの草の少ない裸地にしか住めないのですが、そういった土地で安全な場所が減っているのです。
そうしたことから、水再生センター(下水処理場)の屋上にコアジサシが巣を作り始めたそうです。

ですが、平らなコンクリートが広がるだけなので、そのままでは雛がカラスなどの天敵に見つかってしまいます。
また、たくさんの仲間が営巣しないと、敵から身を守ることができません。
そこで始まった保護活動の話が、講演の中心でした。
小石を敷いたり、天敵から隠れるためのシェルターを作ったりするほか、「デコイ」というコアジサシの模型を木を削って作り、仲間を呼び寄せる活動もあるそうです。
中には模型に求愛行動をしてしまうオスもいるそうですが(笑)、とにかくこういった取り組みが実を結び、この前の夏には千数百羽が森ヶ崎で暮らしたとのこと。
その数は、コアジサシの営巣地としては日本全国でも有数だそうです。
コンクリートが目立つ地元に、国内有数の「鳥の楽園」があるとは知りませんでした。

なお、この「リトルターンプロジェクト」の取り組みは、ボランティアの皆さんの力で成り立っているそうです。
講演ではボランティア活動の具体的な内容も聞いた他、この次の大きな活動へのお誘いもいただきました。
次回は3月に、清掃などの活動があるそうです。
興味がある方は、応募してみてはいかがでしょうか?
詳しくは、「NPO法人リトルターン・プロジェクト」まで、だそうです。
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