修学旅行現地特派員、広報委員のM.Hです(^O^)/
すでに修学旅行が終わって1ヶ月以上たってしまいましたが..
修学旅行中に行われた体験学習を、2年の広報委員のみんなが取材したので、それをまとめて一挙に大公開したいと思います!!
◆かんころもち
僕たちは「かんころもち」という福江島の伝統的なお菓子をつくりました。「かんころもち」というのは、さつまいもを干したものともち米、砂糖を加え、石臼で餅つきのようにつき固まったものに片栗粉をつけて完成します。おいしいので訪れた際には食べてください。
(広報委員Y.U)
◆サイクリング
サイクリングでは、灯台のほうまで走っていきました。
体には冷たい風が当たり、走っている人からは、寒いなどと声が上がっていました。
その中で、I先生と走っていたのですが、道を間違えてしまい遠回りしてしまいました。
ですが、それも民家や景色を楽しめたので、いい体験だったと思います。
また、景色の中で一番よかったのが海です。
砂浜はなかったものの、海のすぐそばを自転車で走るのは気持ちのいいものでした。
寒くて、疲れはしたものの、海を楽しめて、走った後に焼き芋も食べれたので、大満足でした。
(2年広報 にゃー)
◆グラスボート

写真1 写真2
■写真1..
グラスボートとは、船の底に窓があり、そこから海の中を観察できるというものです。
船の中には中央に地下に続く階段があり、そこを降りると、両脇に窓のようなものがついている暗い部屋にでます。
結構狭いです。
■写真2..
生徒は皆、その窓にへばりついて海の中を観察していました。
珊瑚や、色とりどりの魚がたくさん泳いでいる姿が幻想的で綺麗。
そんなに深いところではありませんが、海の生態を知ることができる体験でした。
私の隣にいた先生も楽しそうに観察していましたよ^^
(広報委員2-3R)
◆サンゴ加工

1:袋に入った丸いサンゴを削って加工していきます。

2、この機械を使って丸く削っていきます。
サンゴの形がどんどんつるつるになります。(写真は留学生のグスタフ君!)

3、そして丸くなったサンゴをこの機械でさらにつるつるにしていきます。
ここの作業はサンゴ加工を教えて下さった方たちにやっていただきました!

4、つるつるになったサンゴをまたつるつるにするべくヤスリで削っていきます。

5、最後につるつるぴかぴかになったサンゴにネックレスまたはネクタイピンのチェーン?をつけてもらい完成です(・∀・)
優しくわかりやすく教えていただきとてもいいものが作れたと思います(^O^)
(広報委員KO)
◆ステンドグラス
これは、ほとんどの人が一度は見た・聞いたことのあるものだと思います。
作業工程は、ガラスでできたパーツに定着用のテープを貼り、はんだでくっつけ、その金属部分を磨き、染め、最後に仕上げの油を塗るというものでした。
聞く分にはそんなに面倒な作業をしていないのだと感じますが、はんだをくっつける際に丸く盛るように、かつ均等に乗せなければならないのと、側面も同じように乗せる必要があるため調節がかなりシビアでした。
今回私たちが作った形は椿やヨットでした。プレートの人が大半でしたが、電球を裏につけてカバーのようなものに仕上がるものを作った人もいました。
ステンドグラスは歴史的な建築物(教会など)にも見られるもので、さすがにあそこまで大々的なものではないですが、実際に作ってみることができて、いい体験になったと思います。
(広報2年:ほー)
◆そば
これは自分達で作ったそばと作業している様子の写真です。そば粉100%の10割そばはとても香りが良く美味しかったです。作るのは練るのと切るのが大変で特に太さを均等に切るのは難しかったです。皆さんも「手打ちそば」を一度体験してみてはいかがでしょうか?
(広報委員Y.I )
◆草木染め
草木染めの体験は、趣のある武家屋敷にて行われました。
屋敷内に入ると、草木染めの指導をして下さる方方が温かく出迎えてくれました。
一通り草木染めのやり方の説明を聞いた後、早速私達は草木染めに取り掛かりました。

草木染めに取り掛かる一同
草木染めのやり方は、簡単に説明すると以下の通りです。
1、まず用意されたハンカチに糸や輪ゴム、洗濯鋏等を布に模様となるように止める。
(こうして止めた所には液が染み込まない為、白く模様となって残る。)
2、染める用の液にハンカチを浸し、手で揉むように擦る。
3、暫く擦った後、定着液に浸し同じように擦る。
4、定着したと思ったら水で軽く濯ぐ。
5、上の三つの作業を三四回繰り返し、ハンカチが液の色に染まったら糸等を外し、干す。
(後に作業をする場合は液が薄まっているので、五六回繰り返す。)

出来上がったハンカチ
ハンカチを干した後は、お茶と椿油で作られた飴をご馳走になりました。
この椿油で作られた飴は屋敷内にある売店でも販売されており、家族にお土産として購入していく生徒の姿も多く見られました。

振舞われたお茶と飴
こうして出来上がったハンカチはどれひとつとして同じ柄の物は無く、いいお土産を手に入れると同時に、いい思い出になったと思います。
(広報委員.H)
◆防波堤釣り
防波堤釣りはアジと赤い魚がつれました。
最高6匹かかる竿だったのですが、一度に5匹釣りあげる兵までいました!
赤い魚はおいしくないらしく、ほとんど猫にあげてました。
(2年広報Eve)
◆草スキー
バスに乗り込み、鬼岳へ向かいました。
鬼岳はあちらの方言では、「おんたけ」というです。
6年に1度、雑草を処理するために山を焼くそうです。
説明の方曰く、京都の大文字焼きより綺麗なんじゃないかなあ、ということです。
見たことがないのでなんとも言えません。
まずダンボールを受け取り、その道のプロの方から説明とコツを教えてもらいました。
それから各々で滑り始めたのですが、最初のうちはみんな上手くいきませんでした。
しかし、時間が経つにつれコツをつかみ、坂の一番上から一番下まで滑ることが出来るようになりました。
出来るようになるにつれ、二人乗りやスケボーのようなクレイジーなダンボールの使い方をする人がいました。
しかし、そんな風に遊べる頃には、帰る時間になっていたのですが、よくあることですね。
みんな草まみれになりつつ、楽しみました!!

(広報委員AB)
◆椿油作り
始めに、椿の説明がありました。次に椿油を作ることに。

まず始めに椿の実を煎り、その次にその煎った椿の実をすりつぶします。
次にそのすりつぶしたものを煮ます。この時こまめにアクをとることが
大切なポイントだそうなので、忘れずにとること。
そしてその煮汁と煮汁の中に浮かんでいるすりつぶしたモノを分け、
そのすりつぶしたものを取り出します。
そして、残っている煮汁の余計な水分をとばします。

そうすると椿油が出てくるのでそれを濾すと

椿油の出来上がりです!
(広報委員 にゃー)
..というわけで、どの体験学習も良いものだったと思われます♪
これで現地特派員のお仕事はおわりです。笑
読んでいただき、ありがとうございました★!
(広報委員.M.H)
■最後に、修学旅行委員長Tさんの感想をお伝えします。(広報M?M)
修学旅行を終えて―
高校生活、最後の修学旅行が終わってしまいました。
修学旅行委員会では、一年生の後半から準備を頑張ってきました。
高校生活、最後の修学旅行を最高の形にするために、先生方と委員全員で協力して無事修学旅行当日を迎えることができました。
福江島の人たちはみんな親切で優しく私たちの福江島での生活が楽しくなるように協力してくださいました。
そのおかげで私たちの福江島での生活はとても充実したものになりました。
そして長崎での時間は少しだったけれど、バスガイドさんや運転手さんのおかげで、とても楽しかったです。
戦争についても深く考えることができ、本当に良い経験ができました。
私にとっても6期生のみんなにとっても心に残る良い思い出になったのなら、委員も嬉しいです。
長崎・福江島の方、旅行会社の方、先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
(修学旅行委員長T)
(記事と写真:2年広報委員一同、最後の写真×2:2年写真部)