8月27日、ジュニアスポーツアジア交流大会が開かれ、つばさには、台湾とラオスから約20名の高校生の柔道選手が訪れました。
つばさ生との昼食懇談会は緊張した雰囲気に包まれてしばらくは沈黙が続きましたが、吹奏楽部が台湾やラオスの人たちに打楽器を渡して「かえるのうた」を全員で合奏し、みんなの緊張をほぐしてくれました。

昼食会で「かえるのうた」合奏
そして台湾とラオスに分かれてスクールツアーを行いました。
ラオスグループは、まず屋上に行き学校全景のおおまかな説明をしました。

屋上での様子
生徒たちは広い校庭など、一つ一つのことに感心していました。校内の部活動の見学では、軽音部の演奏をムービーで取ったりリズムをとって聞いていたり、ダンス同好会を見たときはステップを踏んだり、始終カメラにピースをしたりしてとても楽しそうでした。また、つばさ生に積極的に声をかけてとてもフレンドリーでした。その後も吹奏楽部や卓球部、チアリーディング部などを見学したあと、体育館に行き、武道場と室内プールを見てまわりました。武道場に入ったときは畳の感触などを確かめたり、出るときにお辞儀をしていてさすがは柔道選手だと感心してしまいました。室内プールを見たときはとても驚いていました。

軽音楽部を見学
そのあとは、茶道体験を行いました。茶道部がお茶や和菓子でもてなしました。生徒たちは初めてのお茶と和菓子に少し緊張していましたが、ときおり笑顔を見せていました。体験が終わったあと、立ち上がるときに足を辛そうにしていて大変そうでした。
さらにその後、福祉部による日本文化体験がありました。和紙の染色や、折り紙でアサガオを折ったりと和紙でさまざまな事をしました。記者の私も一緒にやってみましたが意外と難しかったんですが、生徒たちはとても上手に作っていました。付き添いの先生方も楽しんでいました。
お別れ会のときに、ラオスと台湾の生徒たちに感想を聞いてみました。。
「とても幸せでした!!学校がすごくきれいでスクールツアーのときに誘導してくれた生徒の人たちがとても親切で感謝しています。またこれる機会があればまた来たいです。」(台湾 チャンさん)
「招待いただきありがとうございました。日本の生徒の人はフレンドリーでラオスの生徒と変わらないと思いました。茶道の体験は初めての経験だったのでとてもいい経験になりました。また来たいと思いました。」(ラオス ティックさん、コワさん)
皆さんさまざまな経験をしてとても楽しかったと満足してくれていました。
次に、交流に参加したつばさ生たちの感想です。
「日本とラオス、台湾の今後にいい関係をもたらすきっかけになればいいと思います。」(茶道部 Hくん)
「言葉がなかなか伝わらないので難しかったけど、とても楽しかったです。」(福祉部 Yさん)
「1日だけですが、ラオスと台湾の方々と交流できてすごく楽しかったし良い体験になりました。言葉が通じなくても友達になれてよかったです。話してみると態度とかで同じ高校生だなぁと感じました。」(つばさ国際交流ボランティアHUG Iさん)
「今回、初めてジュニアスポーツ交流に参加してみてわかったことですが、言葉の壁はあってもまず話しかけてみることでコミュニケーションはとれるのだと知りました。笑顔でコミュニケーションをとれたのは、とても良かったと思います。イベントも後半になると、相手が何を話しているのかが何となくわかってきました。」(つばさ国際交流ボランティアHUG Sさん)
それぞれ色々なことを感じられた交流だったようです。
今回の交流はつばさの生徒にとっても、ラオスと台湾の生徒にとってもいい経験になったと思います。この経験をこれからも生かせることが大切だと思います。次の交流のときも頑張ってもらいたいです。
(広報2年 T.T)