環境活動・ISO14001

つばさ総合高校は2004年3月に都立高校で初めてISO14001の認証を取得しました。
環境教育、省エネルギー、ゴミの削減などに生徒・教職員が全員で取り組んでいます。

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施設見学inホテルニューオータニ

つばさ総合高校の「環境目標」の一つに、環境学習の一環として、
「環境に関連して施設または学校を年1回以上見学に行く」
というものがあります。
今年度は8月下旬に、東京都心・紀尾井町にある「ホテルニューオータニ」におじゃましました。
言わずと知れた超高級ホテル。
そして、巨大。4つの建物に約2千の客室と多数のオフィスを収めた巨大施設です。
ここにどんなエコがあるのでしょうか。

係の方の誘導を受けて、生徒を中心に保護者・教員をまじえた二十数名が中を歩きます。
まずは本館「ザ・メイン」の1階を歩いて「日本一広い宴会場」などを見せてもらった後、広い日本庭園へ。

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庭園や木立がどこまでも続きます。木々の間にはせせらぎが流れています。
もとから庭園や山林だった場所をそのまま活かしているそうです。
都心にこの緑を確保しているだけでもエコですが、蛍が自然に生息しているとのこと。
また、樹木への散水には後で出てくる「中水」が使われています。
ちなみにこの庭園は、ホテルのお客さんでなくても自由に散策できます。

やがて庭園の先に見えてきた「ガーデンコート」という建物に入って、そして地下へ。
ここからいよいよ、普段は関係者以外入れないエリアを案内してもらいます。

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地下3階のガスタービン発電施設。
非常時専用ではなく、日常的に電力会社からの受電と組み合わせて電力を供給しているそうです。
この時も、大きな音と熱を出して3台のガスタービンが稼働していました。
大規模な施設なので自家発電をしても効率が損なわれず、なおかつ発電時の熱を熱源として施設内で使用しています。

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次に訪れたのは、中水処理プラント【写真左】。
施設内に50箇所ほどある(!)厨房の排水を処理して、トイレの洗浄水や、先ほど出てきた庭園などに撒く水に使用。
雨水をそのまま使うシステムはつばさにもあるのですが、自前でこんな下水処理施設を持っているとは・・・。
ちなみに右の写真は上水の受水槽ですが、木製にこだわることで水質が清浄に保たれているとのことです。

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生ゴミの堆肥化(コンポスト)はよく聞きますが、こんな巨大な装置なのは初めてです。
出る生ゴミが一般家庭の3,300戸分だそうなので、無理はありません。
堆肥は契約農家に使ってもらい、収穫は従業員の食事に使う食材を中心に、一部はお客様向けの食材にも使われているそうです。
ちなみに、廃棄物のリサイクル率は70%。

その後、地下道を通って「ザ・メイン」に戻ります。
ですがこの地下道もただの通り道ではなくて、見学対象の一部です。

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無数に張り巡らされたパイプや配線。
ある場所で余分になった電気・水・排熱を、必要としている別のブロックへ融通するための設備だそうです。
地下道を通り抜けると、元の華やかな高級ホテルのロビー。
エコにも気を配っているのを見た後だと、ひたすら豪華にしか見えなかった最初とは印象が違います。
見せていただいた他にも、熱の有効利用や緑化推進のための工夫はいくつもあるそうですが、
「安心・快適なサービスの提供と環境配慮の両立」
これを目的にして様々な取り組みをしているとのことでした。

ちなみに見学コースの後に、最上階にあるレストランのランチに行きました。
おいしい食事をいただいて、「安心・快適なサービス」も確かめてきました。
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